英語が問題ではない、外資系企業で本当に大切な能力とは?

私が初めて外資企業でキャリアをスタートさせた時はTOEICスコアで700点程度の英語力でした。英会話教室には通っていたものの、ビジネスでは全く英語を使ったことがありませんでした。このような私でも現在はマネージャーとして働けるまでになりました。外資で働くうえで英語は大事ですが、英語が一番大事であるかというと実はそうではない部分があります。これから外資系へ挑戦を検討している皆さんに向けて、外資で働くうえでの必要なスキル、マインドなど私の経験を通じてお伝えしようと思います。

1. 英語は道を拓く手段であるが主題ではない

外資系企業での業務が英語で行われることは確かですが、英語がネイティブでなくても成功することは十分に可能です。私自身、700点程度のTOEICスコアからスタートしましたが、コミュニケーション力や他のスキルを駆使することで、英語の壁を乗り越えることができました。英語はコミュニケーションの手段であり、本質的な能力や人間関係の構築がより重要な要素となることを覚えておいてください。

2. 信頼関係の築き方が成功の基盤

外資系企業での成功には、同僚との信頼関係の構築が不可欠です。英語がネイティブでなくても、協力意欲を示し、素直なコミュニケーションを心がけることで、信頼を築くことができます。他人の意見を尊重し、共通の目標に向かって協力する姿勢が、プロジェクトの成功に繋がります。

3. 専門知識とスキルの磨き方を重視

外資系企業でのエンジニアとして、専門知識と技術力の深化は欠かせません。英語以外のスキルとして、創造力や問題解決能力を発揮して、新たなアイデアや解決策を提案することが求められます。自身の分野において専門的な知識を磨くことで、プロジェクトの質を向上させることができます。

4. 異なる文化を尊重し、理解する力

外資系企業での仕事は、異なる文化や背景を持つ人々と協力する機会が多くあります。異なる視点を尊重し、相手の文化に敬意を払う姿勢が重要です。相手の立場や考え方を理解し、共通の理解を築くことで、円滑なコミュニケーションが図れます。

5. 変化に適応し、柔軟性を持つこと

外資系企業は変化が速く、ダイナミックな環境で働くことが求められます。新しいテクノロジーやビジネスモデルに対応する柔軟性が重要です。英語力が高くないからこそ、柔軟な発想とアプローチで新たな課題に対処し、成果を出すことができます。

6. グローバルな視野を持つこと

外資系企業での仕事は、国境を越えた協力が日常茶飯事です。グローバルな視野を持ち、国際的なチームでのコラボレーションを楽しむことが重要です。自分の文化を尊重しつつ、異なるバックグラウンドを持つ人々と協力し、共通の目標に向かって努力しましょう。

7. 失敗から学び、成長する意欲

外資系企業での道は一直線ではありません。失敗や挫折も経験することがあるかもしれませんが、そこから学び、成長する意欲を持つことが大切です。英語がネイティブでないからこそ、柔軟な考え方で課題を乗り越え、次に向けて前進する力を発揮しましょう。

外資系企業での道は魅力的で多様な機会が広がっています。英語が得意でなくても、信頼関係の構築、専門知識の磨き方、異なる文化を尊重する力を持ち合わせていれば、成功や活躍の機会はたくさん訪れます。英語のみならず、新たなスキルを磨きながら、皆さんの夢と目標に向かって歩みを進めてください。

投稿者: Papa engineer

6歳の娘と4歳の息子の子育てに追われながら、外資自動車部品サプライヤーのエンジニアとして働いてます。(8年目) 外資サプライヤーでの体験談や情報などをシェアしていきます。また日常的子育ての話や趣味の話なども随時ご紹介します。

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